契約社員と正社員は何が違うのか

法律的には、契約社員と正社員の違いは明確になっているわけではありません。これは契約社員に止まらず、パートやアルバイトについての定めも特に決められているわけではないのです。このため契約社員と正社員との違いは、各企業それぞれの裁量に任されていると言っても過言ではないのです。

この場合、契約された雇用期間をもって契約社員と呼んでいる場合もありますし、正社員に準ずる雇用待遇をもって契約社員としている場合も出てきます。入社時にはその待遇の詳細な違いが明らかになりますが、労働条件は各企業の定めるところによることになります。つまり、ボーナスや福利厚生面での待遇の違いも、各企業によってまちまちになってくるのです。

契約社員が退職するとき

契約社員が退職するときは、その雇用期間の関係から、退職の意思表示をいつまでに示すかという問題があります。これは正社員にも言えることです。退職については法的な規制があるわけではなく、各企業の規定に従うことになります。

契約社員は原則的に、契約された雇用期間の満了とともに退職となるのが通常です。このときに、労使双方が契約の延長に合意すれば、さらに雇用期間が延びることになります。また、特に退職を申し出ない限り雇用契約が自動更新されるような場合には、契約の切れる30日前までに申し出ることによって、退職が認められる、とされていることが多いようです。

これらは法的な規定によるものではなく、それぞれの企業の定めるところによりますので、自分が働いている企業の就業規則をきちんと確認しておいた方が良さそうです。

契約社員は社会保険に加入できるのか

契約社員は社会保険に加入することができるのでしょうか。社会保険と呼んでいるものには、健康保険と厚生年金保険が含まれており、さらにこれに雇用保険を加えて「社保完備」としていることがほとんどで、契約社員ももれなく加入させることが義務付けられています。

正社員も契約社員も、社会保険、雇用保険とも一定の雇用期間と勤務時間によって加入の対象となるかどうかが決まります。雇用保険の場合は、週20時間以上働いていることと、合計で1年以上の雇用が見込まれることが条件になっています。社会保険の方は、正社員の3/4以上の勤務実績が見込まれる場合に、加入の対象となります。

このように社会保険は、個々の勤務実態によって加入の有無が判断されることになりますので、詳しくは最寄の社会保険事務所に問い合わせるのが一番の近道となります。

 

 

 

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